PROFILE

古代蓮の写真を撮るときは、本来、花のほころび始めを狙うものです。桜とは違って、まだ咲ききらない、花芯が秘められている瞬間が、伝統的な “蓮の美しさ” とされるもの。

ですが、わたしはこの写真の花と出会ったとき、いまにも花片が落ちようとする瞬間の美に強くこころを惹かれました。

このときつけていたレンズも本来ならば修理が必要な状態。高度に完成されたレンズでは光はこのような反射はいたしません。

この瞬間、わたしはこの花とレンズから、不完全であることを認め、受け入れ、むしろ不完全さの持つ美しさを愛し慈しむことを教えられたのです。

人も世界も、完全ではなくとも、その不完全さこそが美しい。

屋号 Lotus Lab. (ロータス・ラボラトリー) は、人と世界の不完全さを見つめ、そのなかに秘められた美しさを見出し、慈しむ活動を追求していきます。

Cosmic Felicity は Lotus Lab. が都内にオープンした プライベート キネシオロジー サロンです。